最近、私の心の中で事あるごとに浮かんでくる言葉。
それが、「すべては導かれている」です。
私の中に最近大きな影響を与えてくれた本。
それが、この田坂広志さんの本です。
YouTubeでオススメされていて読んだ本。
何となく、誰もが感じていること。
「この出来事があったから、今の私がある」
すべては導かれているんだと。
何となく感じていたけれど、深く感じるようになった。
どうなるかはわからないけれど、今自分が進みたいと思っている方向に行動しよう。
そのように心から感じるようになったのはこの本を読んでからです。
「すべては導かれている」
そんなことわかってるよ。
そう思っている人でも、何となく人生にモヤモヤしていたり、自分らしく生きられていないと感じている方にはぜひ一度読んでみることをおススメします。
その内容を抜粋して紹介させていただきます。
伝えたいことは「すべては導かれている」ということ
著者が伝えたいことは、ただ一つです。
それがいかなる逆境であろうとも、その逆境を越える、究極の言葉があります。
「すべては導かれている」
その言葉です。
もし、あなたが、その言葉を、心の中で唱えるならば、その瞬間から、何かが変わり始めます。
もし、あなたが、その言葉を、正しいと感じたならば、その瞬間から、何かが大きく変わり始めます。
もし、あなたが、その言葉を、心の中で、一つの「覚悟」として定めたならば、その瞬間から、人生の風景が変わります。
そして、心の奥深くから、目の前の逆境を越えていくための力と叡智が湧き上がってきます。
「すべては導かれている」の意味とは
「すべては導かれている」とは、いかなる意味か。
それは、
「幸運に見える出来事」だけでなく、「不運に見える出来事」も含め、すべては、我々によき人生を送らせるための大いなる何かの導きである。
その意味です。
もし、あなたが、逆境において、「すべては導かれている」という覚悟を定めるならば、この「三つの変化」が起こります。
そして、特に、「直観」や「運気」という点では、想像を超えたことが起こり始めます。
5つの覚悟を順番に心に定めていく
では、この「すべては導かれている」という覚悟を、どのように定めればよいのか。
その覚悟を定めるための方法は、次の「五つの覚悟」を、順に、心に定めていくことです。
第2の覚悟 人生で起こること、すべて、深い意味がある
第3の覚悟 人生における問題、すべて、自分に原因がある
第4の覚悟 大いなる何かが、自分を育てようとしている
第5の覚悟 逆境を越える叡智は、すべて、与えられる
この「五つの覚悟」を定めることができるならば、我々は、必ず、いかなる逆境においても、それを超えていけます。どのような厳しい逆境が与えられても、人生を拓いていけます。
逆境とは、素晴らしい成長の機会なのです。
人生を振り返ってみてください。
あなたが成長されたのは、逆境の時だったのではないでしょうか。
あの夜も眠れぬ日々。
あの胃が痛むような時間。
あの天を仰いだ一瞬。
そうした日々を、時間を、一瞬を与えられながら、それでも前に向かって歩み続け、懸命に歩み続け、ふと振り返ると、我々は成長している。１人の人間として成長しています。。
人生をすべて肯定する覚悟を持つ
もしあなたが、「すべては導かれている」という覚悟を定めようと思うならば、「人生をすべて肯定する」という覚悟を持たねばなりません。
しかし、「人生をすべて肯定する」ためには、一つ深く求められることがあります。
それは何か。
「死」を見つめることです。
「死」を見つめることなしに、本当の意味で「人生をすべて肯定する」ことはできません。
では「死を見つめる」とは何か。
それは、人生の「三つの真実」を直視することです。
人生は、一度しかない。
人は、いつ死ぬか、分からない。』
その「3つの真実」を直視することです。
まとめ
私は現在40代です。
40代になり、「死」というものが身近なものになってきたような気がしています。
もちろん、若くてもいつ何があるか分かりません。
事故に会ったり、事件に巻き込まれたり、病気になったり…。
でも、若い時は「死」というものは私の近くには全くありませんでした。
この本で書かれている「死」について。
人は必ず死ぬ。人生は一度しかない。人はいつ死ぬかわからない。
その想いが私の中にふと流れてくるようになりました。
いつ死ぬか分からない。
だけど、その終わる時まで、自分がこう生きたい、これをやってみたいと思う事はやってみよう。
年齢を言い訳にせず、今更やっても…と思わず、自分がこうしてみたいと思ったらやってみよう。
たとえ、死ぬまでに結果が出なかったとしても、自分の意志で、自分が生きたいと思う方向に歩んでいれば、後悔しないだろうと。
後悔しない。やりたいと思うこと、やってみようと思う事はやってみる。
違ったら、やめればいい。
やってみて、違うと思ったら、別のことをやろうと思ったら、それをやればいい。
とりあえずやろうと思ったら、やってみよう。
最近はそんな気持ちで毎日を過ごしています。
ぜひ、1度この本を読んでみてください。
そして、気に入ったら、一生の自分のバイブルとして手元に置いておくことをおススメします。
