スティーブ・ジョブズ ラストメッセージ「貪欲であれ 愚直であれ」
私が若いころ、The Whole Earth Catalogという素晴らしい出版物がありました。
同世代の間ではバイブルでした。
スチュワート・ブランドという人物がここからそう遠くないメンロ・パークで制作し、
彼の詩的なタッチで仕上げられていました。
それは理想に満ちていて、素晴らしいツールと壮大な概念で溢れかえっていました。
スチュワートと彼のチームはThe Whole Earth Catalogを何冊か発行しましたが、
その役目を終え、最終号を出しました。
それは1970年台半ばで私はちょうど皆さんと同じ年ごろでした。
最終号の裏表紙には、朝早い田舎道の写真が載っていました。
冒険好きがヒッチハイクをしていそうな場面です。
写真の下には、こんな言葉があったのです。
「貪欲であれ。愚直であれ」
それは彼らが残した別れのメッセージでした。
「貪欲であれ。愚直であれ」
私は常に自分自身そうありたいと願ってきました。
そして今、卒業して新たな人生を踏み出す皆さんに同じことを願います。
「貪欲であれ。愚直であれ。」(「Stay Hungry. Stay Foolish.」)
まとめ
何度も聞きたくなるスピーチです。
・人と違う道を歩むことになっても歩み続ける
・たまらなく好きなことを見つける
・自分が素晴らしいと信じる仕事をやる
・まだ見つかっていないなら探し続ける。妥協しない
・人生の時間は限られている。誰か他の人の人生を生きることで時間を無駄にしてはいけない
・自分の心と直感に従う勇気を持つ
・貪欲であること、愚直であること
毎日過ごしていると、人生は長いように感じますが、きっと短い。
そしていつその終わりが来るかはわかりません。
親の意見、周りからこう思われるのではないかという何かに縛られて生きるのはもったいない。
人生には苦しいこともあり、どうして自分ばかり…と思うこともある。
どうしてこんな顔に生まれてしまったのか。
どうしてもっと頭が良くないのか。
どうしてもっと前向きに生きられないのか。
けれども、1人1人生まれてきた意味があり、苦しんだ経験、悩んだ経験も何らかの意味があるのかもしれない。
ただ、周りを傷つけず、真っ直ぐ正しく、自分らしく生きていく。
毎日小さなことを積み重ね、いつかこの積み重ねが将来の何かに繋がっていると信じ、行動したいと思いました。
他の人よりできないことが多く、器用でもない。
学んでもすぐ忘れてしまう。
だけれども、自分なりに毎日少しでも良くなることを今は目指しています。
いつかこの毎日の積み重ねが未来の何かの点に繋がっていると信じて…