スティーブジョブズ スピーチ
自分らしく生きることの大切さを教えてくれるスピーチ
Apple共同創業者の1人であるスティーブジョブズの有名なスピーチの一節。
皆さんの時間は限られています。
誰かほかの人の人生を生きることで時間を無駄にしないで下さい。
ドグマ(常識や固定概念)に縛られてはいけません。
それは他人の考え方に付き合った結果にすぎません。
他人の意見という雑音で、心の声がかき消されないようにしてください。
そして最も重要なことは、自分の心と直感に従う勇気を持つことです。
心と直感というのは、本当に望んでいる姿は何かをすでに知っているのです。
だからその他すべてのことは二の次です。
Your time is limited,so don’t waste it living someone else’s life.
Don’t be trapped by dogma,which is living with the results of other people’s thinking.
Don’t let the noise of others’ opinions drown out your own inner voice.
And most important, have the courage to follow your heart and intuition.
They somehow already know what you truly want to become.
Everything else is secondary.
“時間は限りがある。だから、他の人の人生を生きることで時間を無駄にしないでください。”
私はYouTubeでこのスピーチを聞き、気持ちが落ち込んでいる時、悩んでいる時、何度もこの動画を見ています。
この動画を見ると、気持ちが温かくなり、前向きになり、なんだか涙が出そうになり、やっぱり「自分らしく生きたい」と強く思うのです。
この動画の中には、いくつも心に響く言葉があり、最初から最後まで多くの学びを与えてくれ、自分らしく生きることの大切さを感じます。
スティーブ・ジョブズ スピーチ深堀③
3つ目のお話は「死」についてです。
「死」を前にしてのこるのは真に重要なこと
17歳の時に、こんな言葉に出会いました。
「毎日を人生最後の日であるかのように生きてれば、いつか必ずその通りになる。」
それは印象に残り、それ以来33年間、私は毎朝鏡を見てこう自分に問いかけてきました。
「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、私は今日予定されていることをしたいと思うだろうか」と。
それに対する答えが「No」の日が何日も続くと
何かを変える必要があるなと気が付くわけです。
「もうすぐ死ぬ」と覚悟することは、人生で大きな決断をする時に最も重要な道具です。
なぜなら、ほとんど全てのもの
–他の人からの期待や、あらゆる種類のプライド、恥や挫折に対する恐怖-
これらは死を前にしては消えてしまいます。
そこに残るのは、真に重要なことだけです。
死を覚悟して生きることは、何かを失うと考えてしまう落とし穴を避けるための、私が知る最善の方法です。
皆さんは初めから裸なのです。
自分の心のままに行動しない理由はありません。
ガンと診断され、死の準備をするよう宣告された日
一年ほど前、私はガンと診断されました。
朝の7時半にスキャンを受け、私のすい臓にははっきりと腫瘍が映っていました。
私は「すい臓」が何なのかも知りませんでした。
医者からは、ほぼ間違いなく治療不可能な種類のがんと聞かされ、3か月から6か月より長くは生きられないと覚悟するよう言われました。
医者は家に帰って身辺整理をするように勧めました。
医者の世界では「死ぬ準備をせよ」という意味だそうです。
それは、子供に今後10年で教えようと思っていたこと全てをたったの数か月で教えろということです。
それは、自分の家族がなるべく困らないように万事準備が整っていることを確かめておけということです。
それはつまり「さよならを告げる」ということです。
私は丸一日その診断結果と共に過ごしました。
そして、その日の夕方に生体検査を受けました。
内視鏡を喉、胃、腸を通して、針をすい臓に刺し、腫瘍から何個か細胞を採取しました。
私は鎮静剤が効いていたのですが、そばにいた妻の話によると、細胞を検査したら、医師たちが泣き出したそうです。
なぜなら非常に稀な形体のすい臓がんで、手術で治すことができるとわかったからです。
私は手術を受け、今は元気です。
これが私が最も死に近づいた経験です。
この先何十年かは、これ以上近い経験はないものと願います。
こうした経験をしたことで、死が役に立つ概念だった頃より、確信を持って言えることがあります。
死を望む者はいません。
天国に行きたいと願う人ですら、そのために死のうとはしません。
それでも、死は我々すべてが共有する終着点です。
誰も逃れたことはないし、今後もそうあるべきです。
なぜなら、死はほぼ間違いなく生命の最高の発明なのだから。
死は生命に変化をもたらすものです。
死は古き者を消し去り、新しき者への道を作ります。
ここでの「新しき者」とは、みなさんのことです。
しかしそう遠くないうちに 君たちも「古き者」となり、消えてゆきます。
大袈裟ですみません。しかし紛れもない事実です。
自分の心と直感に従う勇気を持とう
皆さんの時間は限られています。
誰かほかの人の人生を生きることで時間を無駄にしないで下さい。
ドグマ(常識や固定概念)に縛られてはいけません。
それは他人の考え方に付き合った結果にすぎません。
他人の意見という雑音で、心の声がかき消されないようにしてください。
そして最も重要なことは、自分の心と直感に従う勇気を持つことです。
心と直感というのは、本当に望んでいる姿は何かをすでに知っているのです。
だからその他すべてのことは二の次です。
まとめ:自分らしく生きられた!と言える人生を生きる
生きていると、なんだか人生がずっと続くような気持ちで過ごしてしまいます。
きっと、70歳になっても90歳になっても明日は来るに違いないと思って過ごしているのではないかと思います。
でも、人生は本当に何があるかわかりませんよね。
病気、事件、事故など、明日も当然に来ると思っていた明日が急に来なくなるかもしれません。
それは、いつなのか誰にもわかりません。
そう考えると改めて、他の人の意見や考えによって自分らしい人生が歩めず、自分を犠牲にして我慢する人生に何の意味があるのだろう、何の価値があるのだろう、私の人生は何なのだろうと考えてしまいます。
でも、やはりこの仕事を辞めたら家族の生活が…とか、この条件のいい仕事を辞めたら親を悲しませてしまうだろう…とか、色々考えてしまう。
世の中にはたくさん仕事がある。たくさんの生き方があるのに、自分にはこの道しかないように思えてしまう。今までの安定した道を捨てて新しい道に踏み出すのは本当に怖いです。
でも、このスピーチを聞くと、「自分らしく生きたい」「自分らしく生きなくては」「私らしく輝いて生きたい」といつも思うんです。
胸が熱くなり、涙が溢れそうになります。それと同時に前向きな気持ちになり、「よし、頑張ろう!」と思うことができます。
改めて今スピーチを見ました。
「よし。やっぱり自分らしく生きよう!そのために出来ることを1つずつやっていこう!」