【オススメの本】片付けの魔法ー捨てる編ー
テレビでは昔何度も拝見したことがあり、そのたびに、こんな風に片づけたいと思ったのですが、結局実行できず10年以上の時が経過してしまいました。
触って「ときめくもの」「ときめかないもの」に分けて、ときめくものだけを残し、それ以外は処分する。
いいなと思いながらも、なんだか面倒くさく、やっぱり自分にはできないと諦めていました。
今回初めて本を読んでみて、改めて家をきれいにしたいと思いました。
もし、家をすっきりさせ、どこに何があるのかすぐに分かる、毎日帰ってきても家が整っていたら、人生が大きく変わるのではないかと感じるからです。
近藤麻理恵さんの言う「片付け祭り」を終わらせた後の家は、毎日の片付けも簡単になり、ストレスが減り、家族のイライラも減るだろうと思います。
本の内容
本では、前半で「捨てる」について。後半で「収納する」について書かれています。
まず、こちらでは「捨てる」について記載していきます。
「収納する」については、また記載します。
捨てる
- 片付けのコツ…「一気に、短期に、完璧に」。まずは「捨てる」を終わらせること。
- 捨てるかどうかの基準は、「ときめき」を感じるかどうかで判断する
- 片付けは「もの別」に片付ける ×「場所別・部屋別」に片づける
- 同じカテゴリーのものは、まとめて一気に判断する。
- 片付ける順番を守る …①衣類 ②本類 ③書類 ④小物類 ⑤思い出品
片付けのコツは「一気に、短期に、完璧に」。まずは「捨てる」を終わらせる
片付けは一気に完璧に行う
片付けの極意は、「片付けの習慣を少しずつつける」のではなく、「一気に片付けることで、意識の変化を劇的に起こす」ことにあります。
「片づけは、一気にやらなければいけない」
これがリバウンドしない片付け法の最大のポイント。
「片付けは祭りです。片づけを毎日してはいけません」
片付けは1回で終わるし、正確に言えば、1回で終わらせるべきだということです。
中途半端に片づけをしても、一生片づけられるようになりません。一度でいいから「完璧」に片付けてしまうことです。
片付けには2種類ある
片付けには2種類あります。
「日常の片付け」と「祭りの片付け」です。
「日常の片付け」とは、単純に「モノを使ったら、元の場所に戻す」こと。
でも、「祭りの片付け」を終わらせない限り、「日常の片付け」は絶対できないと言って過言ではありません。
「祭りの片付け」を一度済ませてしまえば「日常の片付け」なんて、使ったものを元の場所に戻すだけなので、片付けているという意識すらなくなります。
「祭りの片付け」を1日でも早く終わらせること。
そうすれば、それ以降の「使ったものを定位置に戻す」「新しく増えたものの定位置を必ず決める」は全く苦労せず、続けることができます。
片付けのリバウンドを防ぐ方法
片付けのリバウンドがもたらす「負のスパイラル」から抜け出す方法。
それは、片づけを効率よく一気に進め、出来るだけ短期間に、そして一度でいいので完璧に片づけられた状態を作ってしまうことです。
変化は短期間で起こさなければなりません。
少しずつ長い期間をかけてでは、効果がありません。
捨てるかどうかの基準は「ときめき」を感じるかどうかで判断する
捨てるかどうかの基準は1つ1つ手に取って触ってみて「ときめき」を感じるかどうかです。
本来片付けで選ぶべきなのは、「捨てるモノ」ではなくて「残すモノ」。
「捨てるものをどう選ぶか」ではなく、「どのものにときめきを感じ、残していくのか」。
だから、「触ったときに、ときめくか」、モノを1つ1つ手に取って、ときめくものは残し、ときめかないものは捨てる。
これが、モノを見極めるもっとも簡単で正確な方法。
ポイントは、必ず触ることです。ただ見ただけで判断してはだめです。
心がときめくものだけを残す。あとは全部、思い切って捨ててみる。
すると、その瞬間からこれまでの人生がリセットされ、新たな人生がスタートします。
片付けは「モノ別」で片づける
片付けで絶対にやっていけないのは、「場所別」に捨て始めてしまうこと。
寝室から片付けて、次はリビングを片付けよう。引き出しを上から一段ごとに見ていこう。
と片付けていくのは致命的な間違いです。
なぜなら、モノのカテゴリーごとに収納場所がきちんと分かれていることはとても少ないから。
殆どの家で、同じ種類のモノでも2か所以上の場所に分散した収納をしてしまっています。
場所ごとに手を付けてしまうと、後から同じカテゴリーのモノがバラバラ出てきてしまいます。こうなると判断するのも収納するのも2度手間になり、時間もかかるし、「残す」「捨てる」の正確な判断もできません。
これが2回続くと片付けのやる気自体が失われかねないので、何としても阻止するべきです。
そのためには、必ず「モノ別」で考えることです。
同じカテゴリーのモノはまとめて一気に判断する
モノを見極める時には、同じカテゴリーのモノをまとめて一気に判断する必要があります。
例えば洋服を整理する場合は、家中にある洋服を一度に判断していきます。
コツは「収納から1つ残らず出して、1か所に集める」ことです。
モノを1か所に集めるのは、今自分がどれだけのモノを持っているか正しく認識するため。
同じカテゴリーのモノをまとめて一気に判断する事は、最短で片づけを進めるための1番のポイント。
「同じカテゴリーのモノ集め」はもれなく抜かりなく行うことが必要です。
具体的な手順
①まず、「洋服を整理する!」と決める
②家中にある洋服を1つ残らず集める
③集めた洋服を床のどこか1か所に広げて山積みにする
④それらを1つ1つ手に取って、ときめくものだけを残す
洋服の量が多い場合は、トップス・ボトムス・靴下・下着など、さらに細かくカテゴリー分けして1つ1つ見極めていきます。
このような手順を踏んで、カテゴリーごとにあらゆるモノを判断していきます。
片付ける順番を守る
残す、捨てるの判断をするにも難易度の違いがあります。
モノ別に一気に「残すか、捨てるか」を判断するときは、初めに難易度の低いものから初めて、片付けにおける判断力を段階的に身につけていく方がスムーズに進みます。
スムーズに捨てるための基本の順番
①衣類 ②本類 ③書類 ④小物類 ⑤思い出品
洋服は一般的に希少性が低いため捨てる難易度は低く、一番初めに手を付けるのに最適です。
逆に写真や手紙などの思い出品は、捨てる難易度が高いため最後に回します。
特に写真の場合、片づけをしている最中に思わぬところ(本や書類の隙間など)からバラバラ出てくる
ケースが多いため、一番最後に持ってくるのがベストです。
※各カテゴリーの捨て方は別の記事でまとめています。
まとめ
『片付けは少しずつやるのではなく、一気にやる。
最初に「捨てる」を終わらせる。
まずは洋服から順番に。
一度完璧に片づければ、その後の日々の片付けは簡単になる。』
これらのことを胸に刻み、時間をシッカリとって、まずは洋服から片付けていきたいと思います。
私の家は家族5人いるので、洋服が1つ片付くだけでもだいぶすっきりするだろうなと想像できます。
なかなか1日シッカリ時間がとれない日々が続いていますが、まずは気合を入れて洋服の「片付け祭り」を終わらせたいと思います。